2020年度分は、この項で振り返ってみます。2020年度は、特にテーマが決まっていたわけではありませんが、ちょうど最初の緊急事態宣言でテレワークなど働き方の変化が起きていましたので、その手助けとなるようなテーマを選んで取り上げました。
2020年4月号 「まだ間に合うBCP テレワーク対策」:新型コロナの影響で、多くの企業がテレワークに取り組み始めた頃でした。経験が少ない中小企業でも取り組めるテレワーク対策や、テレワークに関する参考資料などの情報を提供しました。
2020年5月号 「必要は発明の母」:やはり新型コロナの影響による混乱が続いていましたので、次のテーマとして非接触を活用している事例を紹介しました。
2020年6月号 「アバター」:先月、非接触の技術として、アバターロボットを紹介しましたので、この号では多様なアバターロボットを紹介し、宇宙開発など遠隔技術の可能性について紹介しました。
2020年7月号 「ネットワークが遅いと感じていませんか」:テレワークを取り入れた支援先でのネットワークが遅いとの相談に対応した経験から、IPV4からIPV6に切り替わりつつある最近のネットワーク事情や、少し設定を変更するだけで通信を高速化できる方法について解説しました。
2020年8月号 「バーチャル展示会」:新型コロナの影響で多くの展示会が中止になる中、展示会をバーチャルで行うという提案が始まりましたので、その活用方法を解説しました。
2020年9月号 「工場内のロジスティクスを考える」:製造業におけるコロナ対策として三密を避ける方法の一助になればとのことで工場内での移動の最小化の改善手法を紹介しました。
2020年10月号 「稼ぐ力の鍛え方」:巷ではDXという言葉が流行っていますが、多くの企業は実際に何をしたらよいかがわからない状況が続いています。ちょうど、関東経済産業局から「事例に学ぶ稼ぐ力の鍛え方」が発行されたため、DXのヒントとして紹介しました。
2020年11月号 「脱ハンコ」:日本の生産性向上の課題としてテレワークであぶり出された「ハンコ」問題に対する対策を解説しました。
2020年12月号 「オンラインツアー」:バーチャル展示会と同じように旅行業界としてもバーチャルツアーといった新しいビジネスモデルが出てきていることを紹介しました。
2021年1月号 「医療におけるロボット活用」:当社では製造業におけるロボット活用を生業としていますが、他の業界の例として医療分野でのロボット活用に関しても少し調べてみたためコラムで紹介しました。
2021年2月号 「IoB(Internet of Bodies)」:医療分野でのロボット活用を取り上げた流れとして、IoTの応用として体の情報を活用する技術やビジネスについて紹介しました。
2021年3月号 「ドローンビジネス」:ロボット、IoTと続いたので、ドローンのビジネス事情についても紹介しました。
以上、一昨年のテーマですが、意外にまだまだ使える情報がありましたので、また取り上げてみたいと思います。
2022年4月1日
ケイデンスコンサルティング合同会社
代表社員 川下敬之